直進する場合と曲がる場合があるT字路でのポイント切り替え。
今回は「曲がり角のピストン」を動かす部分の説明。
まだ記事が長い・・・のでもう一回、記事を分ける・・・
前回のおさらいと今回のポイント
前回は、直進する線路を往復する場合と、曲がり角を【戻る】場合を説明。
直進する線路を往復する場合:
直進するレールを押して戻すだけ*1。
曲がり角を【戻る】場合:
- 曲がり角側の感知レールがON。
- 「曲がり角のピストン」(以下、Bピストン)を動かし、曲がり角ができる。
- トロッコが曲がり角を通過し、Bピストンが戻る*2。
ここまでが前回。
今回のポイント
線路切り替えレバーをONにして曲がり角ができている状態で、
- 曲がり角を往復する場合と、
- 直線側から【戻る】場合。
この時、Bピストンの動きがポイント!
ということで、Bピストンの動きについて。
電力が供給されていない状態
曲がり角を戻る(戻る側の感知レールを通る)と電力が供給されるので、直線を往復する場合のみ。
路線切り替えレバー*3も、曲がり角の感知レールも、電源OFFの状態。
1番下のレッドストーントーチがONになっているため、Bピストン直下のレッドストーントーチはOFFで、Bピストンは縮んだまま。
右に伸びるレッドストーン回路に電流が流れているが、以下の通り、リピーターで逆流を防いでいるので、他に影響はない。
電力が供給された場合
線路切り替えレバーがON。もしくは(トロッコが通過して)曲がり角の感知レールがONになると、
下のブロックに電流が流れ、下のレッドストーントーチが消えて、上が点灯。
Bピストンが伸び、曲がり角を作る。
その際、上のブロックからの電流が消えている。
線路切り替えレバーがONの状態で、直進側から戻ってくる場合
直進側から戻る際、Bピストン側に電流を流す。
しばらく電流を流すため、Tフリップフロップ回路で電力を保持*4。
Bピストン右下のブロックに電流が到着。
下のブロックに電流が流れ、下のレッドストートーチは消えているが、上のブロックにも直進側から電流が流れこみ*5、Bピストン直下のレッドストーントーチも消え、Bピストンが縮む。
次回はタイミングの調整について。これで最後。